こんにちは!ゆきんこです。
2019年に長女を出産しましたが、この度2021年に第2子となる長男を出産しました。
1人目と2人目で妊娠中の様子も出産時のエピソードもやはり違いましたので、どなたかの参考になればと思いまとめました。
- これから出産を控えている
- 1人目と2人目の出産の違いが知りたい
- 陣痛促進剤を使った出産との比較が知りたい
陣痛が来たのは出産予定当日!
2週間ほど続いた前駆陣痛に変化があった
2人目を妊娠した今回は、2週間ほど前駆陣痛がありました。夜中の1時〜3時くらいまで続き、その後落ち着いて朝には全く痛くなくなります。
出産予定日の当日も、いつもと同じように前駆陣痛がありました。
深夜2時くらいから始まり、朝5時までは痛みがありました。
眠気のピークがきたので6時までは寝るものの、また痛みで起きました。
朝まで痛みがあるのは初めてだったのと、これまでは生理痛のような痛みだったのがこの日はお尻と腰にも痛みがありました。
- 朝になっても終わらない痛み
- これまでとは違う痛み(お腹だけではなくお尻と腰も)
まだ痛みの間隔は一定ではなかったので、これも前駆陣痛ではありそうですがここから陣痛に繋がっていくなと確信しました。
出産予定日の妊婦健診へ
この日は出産予定日ということもあり、妊婦健診が入っていました。
朝になっても前駆陣痛が続いていましたが、まだ痛みも生理痛のちょっと痛いくらいで間隔も不規則。
もともと娘を実家に預けて健診に行く予定だったので、早めに準備をして8時にはもう実家へ。
その後、家族に送ってもらい妊婦健診へ。
入院になる可能性もあるので、陣痛バッグや入院セットも全て持っていきました。
病院へ着き、受付で陣痛のようなものがあることを伝えると、すぐにNSTをすることになりました。
NSTがは30分くらいして3回張りあり。1回目と3回目は結構痛みがあったけれど、2回目はそんなに。
その後、エコーと内診。
子宮口は3〜4cmで頭もすぐそこにあるので、もはやすぐだねと院長先生。
まだ陣痛が不規則なので一旦帰宅してもいいけれど、経産婦のため陣痛に繋がったらすぐに産まれてしまう可能性もあるので痛みに変化があったり陣痛が規則的になるなどしたらすぐに病院へ連絡をすることと言われました。
なんなら近くのショッピングセンターでランチして時間をつぶしててもいいよ〜とも。
どうしようか悩みましたが、車の振動がいい感じに陣痛促進になるような気がしたのでお昼をテイクアウトして30分かけて実家へ一度帰ることにしました。
準備を整えて、再度病院へ連絡し入院
実家に帰り、お昼を食べたあとはこのまま今日入院になると思ったのでシャワーを浴びて歯磨きをしメイクも落として準備万端な状態に!笑
ちょうどお盆休みだった妹と弟、私、そして娘の4人で食べました。
みんな貴重な休みなのにも関わらず娘のお世話や私の送迎などをしてくれて、本当に感謝です。そして久しぶりにみんなで食べるご飯はとても楽しくて、美味しかった!
兄弟っていいな、娘にも兄弟を作ってあげられて良かったなと思いました。
そして、私に兄弟を作ってくれた母にも感謝。
15時頃になると、お腹の張りや痛みも強くなってきたのと規則的な痛みになってきたので再度病院に連絡をしました。
座っていると15分間隔、立っていると8〜9分間隔でした。
座っているときと立っているときで間隔が違っていたのでこのときもまだ前駆陣痛だったのかも?
さらに痛みのレベルも少し上がった気がしたので連絡しました。
症状を話すと、多分入院になると思うので入院セットを持って病院へ来てくださいと言われました。
また、弟と一緒に30分かけて車で病院へ向かいました。
車の振動が良い感じに陣痛を促進してくれていたようで、どんどん痛みも強くなっていきます。
病院に到着後は再度内診をして、子宮口は4cm。
準備もしてきたし、このまま産まれるでしょうということで入院決定!
病院に入院後から出産まで
入院後はNSTをして赤ちゃんの状態やお腹の張り具合を確認。
30分くらいして張りは3回ほどありました。赤ちゃんの状態も問題なし!
その後、陣痛室というところへ案内されました。
ショーツを履き替える際に、おしるしが出ていました。
コロナ禍出産のため、1人でひたすら陣痛に耐える
18時に夕飯が運ばれてくるものの、お昼とおやつも実家で食べられるだけ詰め込んできたので全くお腹が減っておらず、残します。。
18時30分に内診。子宮口は6〜7cmになっていました。意外と進むの早いな〜と呑気に考えていましたが、ここからが地味に長かったです。
ひたすら1人で陣痛に耐えます。
わたしの場合、テニスボールをベッドに置き、陣痛が来るまでは部屋の中を歩き回って陣痛が来たらテニスボールがお尻の穴にフィットするように座るという一連の流れひたすら繰り返していました。
テニスボールは、1人で陣痛に耐えるのに持っていく意味あるかな?と思っていましたが、間違いなく持っていって良かったです!
真夏の出産でしたので、ハンディ扇風機も大活躍でした。
お部屋が暑いということではなかったのですが、陣痛に耐える一連の流れの中で扇風機で風を浴びると少し気が紛れていた気がします。
そして、お水を飲むためのストローキャップもやっぱり持っていって良かったです。
21時に再度内診をすると、8〜9cm。
今日中に産まれるかな〜どうかな〜というところ。
長丁場になってきたこともあり、かなり疲れも出てきました。
21時30分頃になるとさらに痛みが増します。陣痛の間隔は多分まだ5分間隔くらいだったと思います。このときはもう痛すぎて時間は測れませんでした。
もう一度内診をしようとするも、かなりお尻に圧迫感がありいきみたい感じも出てきたため、内診せずそのまま分娩室へ移動することに。
5時間ほど耐えたところで分娩室へ!
分娩室に移動し、分娩台に乗るとさっそくいきみの練習開始。
1人目のときはいきみがうまくできなかったことを助産師さんに話し、アドバイスをもらいました。
陣痛間隔は3〜5分くらいで、陣痛がおさまっているときは普通に助産師さんと世間話していられる余裕がありました。
そしてここで、分娩中もマスクをしていなければいけないことに気づき後悔します。
分娩中もつけるなら、安いマスクじゃなくて少し高くても呼吸がしやすい機能性のあるマスクをつけてくれば良かった!!!!
コロナ禍で出産を控えている方、事前にマスク着用の有無は確認しておくことをおすすめします。
何度かいきんだところで破水。
突然あたたかい何かが出てきたのがわかりました。
1人目のときの破水はめちゃくちゃ痛かったけど、今回はあたたかくて気持ちいいと感じるほど。
束の間のリラックスタイムでした。
破水後はさらにもう一段階お産が進み、ガコっと何かがハマる間隔がしっかりとわかりました。
それがまた超痛い!!
それまでは割と落ち着いていましたが、そこからは痛いを連発!
お産の最終段階に入ったところで、酸素マスクへチェンジ。
1人目のときは酸素マスクはつけなかったので、今回生まれて初めての酸素マスクでした。
酸素マスクになれば少しは息がしやすくなるのかと思ったら、ずれるのも気になるし口元にずっと酸素が当たるのもなんだか不快で結局口元は最初から最後までずっと嫌な感じのままでした。
何回かいきんだあとは、力を抜いてハッハッとしたり、ちょっといきんだりととにかく言われるがままに呼吸をします。
思いっきりいきむのはもちろん痛くて、かといって力を抜いていいよ〜と言われたから力を抜くも、それはそれで痛い。
お産に痛くないというのはないんだな〜と実感しました。
それでも、促進剤を使った1人目のお産に比べるとこんなことを考える余裕すらあるんですよね。
1時間後、長男誕生!!
分娩室に移動してぴったり1時間後、無事に長男が誕生しました。
最後のほうはほぼいきまず、力を抜いたりほんのちょっとのいきみしかしていなかったので、気づいたら長男が産まれていてびっくり!
大きな鳴き声で、男の子らしい力強さを感じました。
痛くて痛くて本当に大変だったけれど、やっぱり産まれた瞬間は感動しますね!
これは1人目も2人目も変わりません。
先生が到着したあとは赤ちゃんの状態を確認してもらい、その後はわたしの処置。
裂けてしまった部分と、心配していたお尻のほうも処置してもらったようでした。
陣痛促進剤を使った出産との違いは?
陣痛の波に乗ってお産ができた!
今回促進剤を使わずに出産をしてみて、1人目との大きな違いは「陣痛の波が来ていないときはかなり楽」だったということです。
陣痛の波がおさまっているときは本当に痛くなかったです。そのため、休憩→陣痛が来たらいきむという流れがしやすかったように思います。1人目のときは陣痛の波が来ていなくても痛くて、常に痛い状態にさらに陣痛の痛みが乗っかってくるような感じでした。
また1人目のときは陣痛の間隔もかなり短かったたと思います。実際に時間を測っていたわけではないのですが、体感的に1〜2分。ですが今回は3〜4分くらいあった気がします。
たった数分の違いではありますが、今回2人目は陣痛がきていないときはかなりしっかりと休憩できていた感じがしました。
赤ちゃんとわたしのタイミングでお産ができた
1人目のときとは産院も違っており、産院の方針の違いもあるかもしれませんが、今回は赤ちゃんとママのタイミングに合わせていきんでいいからね〜という感じでした。
いきむのも、休憩するのも、わたしの判断に任せてくれているようでした。
わたしがいきみたいと思ったらいきんでいいし、一度休憩したいなと思ったらその陣痛のときは休憩をしてもよし。
なので本当に自分の感覚でお産をすることができたように思います。
達成感でいっぱいのとてもいいお産ができた!
初産よりも2人目のほうがお産は楽になることが多いらしいので、陣痛促進剤を使った、使わないの違いになっているのかは断言できません。
しかし、陣痛促進剤を使わなかった今回のお産のほうが私的にはかなり楽でした。(もちろん痛くないわけではないですよ。めちゃくちゃ痛いです。)
出産にかかった時間も、1人目は6時間ほどで2人目は10時間ほどと2人目のほうが長かったけれど、そのおかげ?なのか会陰切開もしませんでした。
出産を終えて、部屋に戻るタイミングで割とスタスタ歩けた時は感動しました。
円座クッションも入院準備の際に新しいものを購入しましたが、使うことはありませんでした。
そして何よりも、今回は達成感がすごい!!
この達成感は、今まで生きてきた中で間違いなく1番の達成感でした。
母子共に健康で、あらゆる痛みや苦しみを乗り越えての出産。
もともと2人子供を授かれればいいなと思っていたので、ひとまずこれでわたしの出産は一旦終了ということになります。
もうお腹が重くて苦しい思いをすることも、出産時の恐怖や痛みに苦しむこともありません。
良いお産ができて、とても可愛い2人の子供と会うことができて本当にうれしいです。
もちろん出産が終わっただけであって、これからはこの小さな命を育てていく責任感もあります。
ですが、まずは出産を乗り切った自分を褒め称えたい気持ちでいっぱいでした。
以上がわたしの2人目出産エピソードと陣痛促進剤による出産の違いについての感想になります。
お産は1人1人がエピソードも違いますし、感じ方も違います。
なので、参考程度にこんな出産エピソードもあるんだな〜と思っていただければ幸いです。